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カナダ・モントリオールに住んで1年半!気になる子どもの語学力は?

私と息子がモントリオールに来て、1年8ヶ月がたちました。

当時2歳だった息子も、もうすぐ4歳!!

息子の母国語は日本語で、おうちのなかの会話は日本語です。

保育園では、フランス語になります。

2022年9月〜地元の保育園に通い始めて、今は週5日、フルタイムで通っています。

この記事では、現在の息子の語学力について、保育園の先生にもらったアドバイスなど紹介します。

あらがじめ注意点があります、ご了承ください。

※ 子どもの成長、発達、性格、語学力には個人差があります。

※ あくまで私と主人の「考え方」なので正解、不正解はありません。「そんな考えもあるんだ〜」と、参考程度にご覧ください。

目次

モントリオールはバイリンガルの街です。

特徴として、西に住めば英語圏になるし、東に住めばフランス語圏になります。

ただし、モントリオールに住んでいるだけで、自然とバイリンガルになれる!!わけではありません。

モントリオール出身の人でも、英語が話せない、苦手な人もいるし、逆にフランス語が話せない、苦手という人もいます。

それぞれの家庭環境、教育環境、育った土地柄、他言語への興味などによります。

私の息子のベースは日本語です。そこに、プラスで英語、フランス語どちらを入れるかという問題があります。

私たちはたまたまフランス語圏に住んでいるので、保育園を探すときはフランス語しか選択肢がありませんでした。

「カナダに住むのに、英語じゃなくていいのか?」

「将来的に、英語の方が便利じゃない?」

と考えることもありましたが、周りのお友達(日本人、カナダ人、フランス人などなど)からアドバイスをもらいました。

「英語はフランス語に比べると簡単だから、大きくなってからでも覚えられるよ。フランス語は大人になってから覚えるのは難しい。だから、まだ小さいうちからフランス語をやったほうがいいよ。」

「フランス語がベースであれば、それから英語を覚えるのは簡単だよ。文法とか似てる部分も多いし。」

また、日本でも英語を話せる人は多いので、フランス語ができることが将来、プラスα のスキルになるかなと思い、夫婦で話して、ひとまず息子にはフランス語メインでいこうと決めました。

なので、今のところ英語は入れいていません。息子が混乱するといけないし、、、。

息子は日本生まれ、日本人の両親なので、おうちでは日本語を話します。

日常のコミュニケーションは問題ありません。

ただ、日本に住んでいる日本人の3歳児と比較すると、流暢さや語彙力は劣るかな〜という感じもあります。

また息子は、モントリオールの日本語センターというところに週1回通っています。

モントリオール日本語センター
概要:幼児部(年少、年中、年長)、児童・中高等部(小1から高校3年まで)、成人クラスの3部構成。授業は毎週土曜日の午前中。授業は『日本語のみ』で行われ、また季節や文化に関連した行事なども行う。保護者が家庭で日本語サポートを行い、センター運営に協力できることを必須条件とする。(領事館HPより)

息子がセンターに通っている理由として、

① 日本の季節、文化、行事に触れ合うこと。
② 日本語でのお友達づくり。
③ 日本語の読み、書きに触れる。
④ 日本の学習姿勢を身につける。など

今のところ、息子はセンターが大好きで、日本の歌や「あいうえお」を覚えて、おうちで披露してくれます。

何歳まで続けるかわかりませんが、今のところ息子にとっていいかなと思っています。

息子は、毎日保育園に通っていて、完全フランス語環境になります。

また、週1回のスイミングレッスンもフランス語になります。

おうちでは基本、日本語しか話さないので、外でどれくらいフランス語を話しているのか、理解しているのかわからない状況です。

なので、保育園の先生に、息子の様子、特に言語についてどんな様子が教えてもらっています。

はじめのうちは、「Oui」「Non」みんなのマネをして「C’est bon!」といった簡単な単語を言う。感じ。

先生も、ジェスチャーやモノを見せて話すなど、工夫して接してくれました。

そのうち、「l’eau」「pomm」「merci」など単語が増えてきました。

半年過ぎた頃に、自分の要求を、単語単語で伝えることができるようになりました。

1年経って、フルタイムの保育園に移ったので、先生やお友達も変わりました。

新しい先生に話を聞くと、「すごく適応できていて、コミュニケーションも問題ありません。」とのことでした。

この頃から、おうちでも日本語にフランス語が混ざることがありました。

「ママ、りんご、s’il vous plaît.

「牛乳、beaucoupくださいね」

Gâteau 食べたいね」など

また、パパがフランス語の勉強を真面目に始めて、家でも練習したり家族の話題にすることが増えたので、息子も「保育園では、pommって言うよ」と教えてくれたりします。

保育園でも先生から、「今日、お友達に『気をつけて、僕そこ通りたいよ(Attention, je veux passer ici. 』とフランス語で言ったのよ」と教えてもらいました。

単語単語でしか言えなかったのに、、文章で伝えられるようになってる!!

私と主人で感動して、涙がでそうでした。

息子にはたくさんたくさん褒めるようにして、「ママとパパは嬉しいよ!」と伝えるようにしています。

先生やフランス人のお友達曰く、リスニングはだいぶ理解しているようです。

スピーキングも、ここ最近ぐんぐん伸びている感じ。

何より、子どもって耳がいいので、発音がキレイです。

親はさっぱりできない、フランス語の”R”の発音も自然にできている。

ちなみに、息子の保育園では、年2回、先生と親との面談があり、そこで色々と質問したり相談しています。

フランス語について、保育園の先生にもらったアドバイスとしては、

① おうちでテレビの音声をフランス語にする。
② 休日も、地元の公園などでフランス語に触れる。
③ 親がフランス語を勉強することが、子どもにとってもいい影響がある。

息子のなかでは、日本語、フランス語という概念がなく、「おうちでの言葉」「保育園の言葉」という区別なよう。

お友達と遊ぶときでも、日本語での友達、フランス語での友達となんとなく分けていて、相手に合わせて切り替えができます。すごい!!

4歳を過ぎて、さらに日本に数週間一時帰国したことで、日本語力がぐんっと伸びました。また、最近は日本語とフランス語で単語が混ざることがなくなりました。

両親には日本語、外ではフランス語、というようにきちんと使い分けができているのは、きちんと言葉を理解できているからだと思います。

ますます成長を感じて、毎日関心しています。

ちなみに、英語に関しては、ほとんど理解していません。

両親がお友達と会話するのを聞く、ときどきテレビで英語を聞く、くらいです。

フランス語と混乱するといけないので、あえて生活に英語を入れていないこともあります。

今後どうなるか、、、とう感じです。

息子の語学力について、親は色々と心配が尽きませんが、息子は毎日たくましく頑張っているな!と尊敬しています。

子どもを見習って、親も頑張らなくては!!

将来的にずっとモントリオールなのか、トロントなど英語圏に行くのか、日本に帰るのかわかりませんが、息子にとってベストな環境をつくれたらいいなと思います。

私たちの状況はほんの一例ですが、この記事が、誰かの参考になれば嬉しいです。

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