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カナダ・モントリオールで子宮頸がん検診!予約方法や検査の流れを紹介

他の記事でも紹介しましたが、私は以前から定期的に子宮頸がん検診を受けています。

今回は、初めてモントリオールで検診を受けてきました。

バンクーバーとちがうこともあったので、今回私の体験を紹介したいと思います。

目次

予約

<クリニックについて>

バンクーバーではクリニックの検索サイトを利用しましたが、今回は、お友達に教えてもらったクリニックに行くことにしました。

Clinic MDCM 

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Pap test に関しては、火・水・金の午後と週末に受け付けています。

NDGとWestmountの2つの店舗があり、NDGは土日の受診が可能です。

電話予約の際に、どちらの店舗にするか選択することができます。

ここのクリニックは、紹介状が必要ないので、ファミリードクターがいない人でも受診可能です。

<予約時に聞かれたこと>

はじめは、電子音声が流れるので、言語、店舗、受診の目的を選択します。

英語を選択することができます。

最終的に、受付スタッフの方に繋がります。

→システムが変更になり、10分ほど待ってもスタッフに繋がらなければ、一旦メッセージを残して電話を切ります。そうすると、20分〜数時間後にクリニックから折り返しの電話があり、そこで予約をとることができます。

・以前検査を受けたことはあるか
・RAMQを持っているか

→予約可能な日時を決める

・生理の期間ではないか確認
・RAMQ のナンバーと有効期限
・電話番号
・日時と場所の確認

受付スタッフの英語が早くて、途中心が折れそうでした。

けど、カナダだとよくあることなので、気持ちをしっかり持って、無事に予約完了しました。

カレンダーが手元にあると良いです。急に予約日時を言われて、パニックになったので、、。

当日の流れ

<持ち物>

・RAMQ

・5ドル (検査料)

検査料について、publicのラボに送る場合は5ドル、privateのラボに送る場合は120ドル、privateは2週間で結果がでる。という案内でした。

<問診票の内容>

受付で名前を言い、RAMQをみせます。

問診票を渡されるので、記入します。

・最終生理が始まった日付
・以前子宮頸がん検診を受けたことがあるか
・いつ?異常があったことがあるか?
・異常があった場合 → 結果は何か

・おりものの異常はあるか

・性生活はアクティブか
・アクティブな場合、12か月以内に何人と性交渉があったか
・避妊方法にコンドームを使用したか
・その他の避妊方法を使用しているか

・性感染症の検査を希望するか

・HPVワクチンを接種済みか
・未接種の場合、接種を希望するか

・避妊の更新は必要か (おそらくリングのこと)

記入できたら、受付へ渡します。

<検査の流れ>

①診察室へ呼ばれる

②衣服を脱いで、医師を待つ

③医師との挨拶、問診票の確認

④診察台に横になり検査

⑤終了後、着替えて受付に戻る

⑥受付で$5を支払い、終わったことを確認して帰宅

検査自体は無料です。

予約時間の10分ほど前に到着して、1時間以内で全て終了しました。

結果について

異常があれば、電話で連絡がきます。

異常がなければ、基本連絡はありません。

結果が出るまでは、3−4週間、それ以上かかる可能性があるとも言われました。

→2024年最近では、結果がでるまで2〜4ヶ月とのこと。(publicのラボ5ドルの場合)

また、クリニックの患者専用のサイトに登録すると、そこで詳しい検査結果を確認することができます。サイトの案内は、クリニックからメールできます。

HPVワクチンについて

私はカナダでHPVワクチンを接種しました。

日本では承認されていないものですが、カナダでは一般的です。

接種したことがない方も多いと思うので、紹介します。

商品名:GARDASIL 9 (ガーダシル9)

https://www.gardasil9.ca/

このワクチンは9歳〜45歳までの少女、女性が接種可能です。

HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんの原因となるウイルスで、180種類以上のタイプがあります。

子宮頸がんに関与しているタイプは16型と18型で、これらはハイリスク型とよばれています。16・18以外にも31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68などがハイリスク群です。

ガーダシル9は、そのなかでも、6、11、16、18、31、33、45、52、58型の計9価に効果があります。

子宮頸がんの予防効果は、100%近くと高いです。

ただし、すでに感染したウイルスの治療をする効果はありません。

数ヶ月間隔をあけて、合計で2回もしくは3回接種します。

副作用としては、以下があります。
・注射部位の痛み、腫れ、発赤、かゆみ、あざ、出血、しこり
・頭痛
・発熱
・吐き気
・めまい
・疲れ
・下痢
・腹痛
・喉の痛み

ちなみに成人の接種は、自費になります。

私の場合は、GARDASIL 9 1本  $216.25

追加で、医師 or 看護師が接種する手数料で +$20

合計 : $236.25  高い!!!!

私はバンクーバーの時に1回目を接種。その直後に妊娠したので、中断して、最終的にモントリオールで2回目を接種して終了しました。

ワクチンを接種するには、医師の処方箋(prescription)が必要です。

なので、Pap test の時に、医師にお願いして処方箋を出してもらいます。

その処方箋を持って、最寄りの薬局に行き、ワクチンを購入。

購入後、ファミリードクターの予約をとって接種してもらう or 薬局にいる医師か看護師の予約をとって接種してもらう  という流れになります。

私は、最寄りの薬局に行って、ワクチンの購入と接種の予約をとりました。

運よく、その日に予約の空きがあり、接種できました。

副作用について、1回目の時は、注射部位の筋肉痛が1週間ほど続きました。

2回目の時は、筋肉痛は軽度でしたが、下痢が少しありました。

看護師さんのアドバイスでは、Tylenol か Advil を早めに内服するといいそうです。

最後に

検診して数ヶ月経ちますが、結果について連絡がきていないので、ひとまずホッとしています。

フランス語も心配していましたが、医師も受付の方も英語で対応してくれてよかったです。

今後も、健康のために検診を受けていこうと思いました。

ワクチンの情報もお役に立てたら嬉しいです。

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