
2024年3月に、約2年ぶりに日本に一時帰国しました。
カナダに来てから、子育て、家事、仕事、ビザ関係、諸々、、、毎日必死なので、久しぶりの長期休暇。
疲れた心身を思いっきり癒そう!!とずっと楽しみにしていました。
この記事では、出発前の準備から、実際にやってよかった!!ことを紹介します。
まずは航空券について
はじめに職場の上司に確認して、長期休暇のOKをもらいました。
そして、日程が大体決まったら、航空券の購入。
我が家は、エアカナダを利用するのですが、
・11月下旬のブラックフライデー
・12月下旬のボクシングデー
・1月年始のお正月
上記のタイミングで大きなセールがあるかもしれない!という情報があり、そのタイミングでの購入を狙いました。
エアカナダで会員登録し、メルマガ登録をすると、セールなどお得情報をいち早くゲットすることができます。
私は11月下旬から、頻繁に航空券の価格をチェックして、、、最終的に12月のボクシングデーに$100引きセールがあったので、そのタイミングで購入しました。
3月の日程でチケットを購入しましたが、日にちや曜日によって価格が変動します。
最近ますます航空券の価格が上がっているので、セール期間を狙ったり、日にちや曜日を少しずらして検索してみるなど色々と試行錯誤が必要です。
バーグ条約について
父親か母親どちらかが、子ども(18歳未満)を連れて渡航するときは、必要な書類があります!!
バーグ条約とは、、
1980年に採択されたハーグ条約は、国境を越えた子どもの不法な連れ去り(例:一方の親の同意なく子どもを元の居住国から出国させること)や留置(例:一方の親の同意を得て一時帰国後、約束の期限を過ぎても子どもを元の居住国に戻さないこと)をめぐる紛争に対応するための国際的な枠組みとして、子どもを元の居住国に返還するための手続や国境を越えた親子の面会交流の実現のための締約国間の協力等について定めた条約です。日本人と外国人の間の国際結婚・離婚に伴う子どもの連れ去り等に限らず、日本人同士の場合も対象となります。(外務省HPより)
片方の親が同行する場合、
・同行しない片方の親のサイン入り渡航同意書(英文または仏文)
→同行しない親の連絡先住所と電話番号の記載必要
・出生証明書または戸籍謄本(抄本)
・同行しない親のサイン入り旅券または公的身分証明書のコピー
両親が同行する場合は、不要です。
渡航同意書や書類は、必ずしも提示を求められませんが、カナダ市民権・移民省(CIC)より、入国審査官が書類を求める場合に備えて携帯することを強く推奨されているものです。
親が未成年者のカナダ滞在を許可していることを、入国審査官が納得できない場合、入国に時間がかかる、または入国拒否となる可能性があります。
渡航同意書は自分で作成します。私は、ネットにおちているテンプレートを参考にしながら作成しました。
実際には、入国審査の時に提示は求められませんでした。しかし、いつでも提示できるよう、パスポートと同じバッグに入れていました。
準備と住民票について
パッキングはギリギリで大丈夫。日本ならなんでもあるし!という気持ちで、1週間前から初めて問題なかったです。
滞在ホテルは1ヶ月前に予約しました。今日本はインバウンドで、たくさんの外国人観光客が日本に滞在するので、ホテルは早めに予約した方がいいです。
その他事務手続きなどで、予約が必要なものは、日本の家族にお願いしました。
日本に一時帰国の際、「住民票はどうする?」と聞かれたことがあります。
住民票を入れるメリットとしては、
①国民健康保険に加入できて、医療費が3割負担になる。
②子供の医療費が無料。
デメリットとしては、
①住民税の支払い義務(1月1日に日本に滞在していた場合)
②国民健康保険料の支払い義務
③年金の支払い義務
何より、市役所に何回も行っての事務手続きが面倒。
私は2週間ちょっとの短期滞在だったこともあり、住民票は戻しませんでした。
やってよかったこと ①健康診断
日本の好きなところは、医療がきちんとしていること。
今のところ私自身の健康問題はないですが、今後の安心のため、健康診断を受けました。
実家の近くにある、健康診断もやっているクリニックを利用しました。
成人コース(問診、身長体重、視力、聴力、胸部レントゲン、心電図、血液検査、尿検査、便検査)
このコースに、乳腺エコーを追加しました。
自覚症状があるわけではないので、全て自己負担になります。
もちろん日本語だからコミュニケーションも楽だし、いろんな意味で信用できる。
結果も、3日後に受け取ることができました。さすが日本!!
結果内容もばっちり健康で安心安心。これでまた、カナダで頑張ることができます。
やってよかったこと
②家族と過ごす&美味しいものを食べる

今はLINE電話があるので、日本にいる家族と頻繁に話しているし顔も見ていますが、やはり直接会えると嬉しいものですね。
じいじばあばも、2年ぶりに孫に会えて大喜びでした。
息子は久しぶりすぎて、はじめはソワソワ、モジモジして慣れるのに少し時間がかかりました。
そして、日本に行く一番の目的である日本食を食べる!!
お寿司、お蕎麦、鰻、お魚、日本酒、、、どれも素晴らしく、太っても後悔しないという気持ちで楽しむことが大切です。
やってよかったこと ③買い物

日本の商品は質が良くて、安価で、安心安全、丈夫で、可愛いものばかり。
100均、イオン、無印、薬局、GU、ユニクロ、西松屋、本屋に行きまくりました。
2024年現在、ものすごい円安なので、私はカナダのクレジットカードを使うようにしました。
欲しいものを事前にリストアップしておくことをおすすめします。
特に買ってよかった!というのは以下になります。
・化粧品:日本のものの方が、お肌に合うし色味もいい。
・医薬品、プチプラコスメ:薬局でロキソニンや酔い止めの薬を購入。他にも、リップ、お湯 で落ちるマスカラ、アイライナーなど大量に買いました。
・眼鏡:Zoff で購入しました。カナダに比べると安くて、日本人の鼻にフィットする
・子ども服:可愛くて安いものがたくさん、日本の靴下が好きなので購入
・絵本、ドリル:子どもの日本語学習のため
・調理器具:菜箸、しゃもじ、ゆで卵カッター、おろし器など便利グッズ
・下着:日本人の体型にはワコールが一番だと思っています
・折りたたみ傘:カナダで購入したものは速攻で壊れました
・文房具:ペン、消しゴム、下敷き、息子の筆箱、自由帳など
・衣類でもとくにズボン、パンツ:カナダのものはどれも脚が長くてサイズが合いません
他にも細々したものをたくさん買いましたが、日本にしかないもの、サイズ感など日本人に合うもの、というのがポイントでした。
また、日本の文房具はとても質がいいので、プレゼントとしても喜ばれます。あまり荷物にならないこともあり、お気に入りのペンなどは多めに購入しました。
やってよかったこと ④国際自動車免許証

ケベック州で自動車免許の書き換えも可能なのすが、時間とお金がかかるので、今回日本で国際自動車免許証を発行してもらいました。
必要なものは、日本の自動車免許証、パスポート、証明写真、手数料2500円前後。(お住まいの都道府県の運転免許センター等に確認しましょう)
手続きは30分ほどで、その場で発行、受取りができました。
ちなみに、今の自動車免許が3年後に期限切れになります。
次の一時帰国の時には、免許の更新をしなければいけません。
やってよかったこと ⑤ネットで買い物
今回2週間ちょっとの短期滞在だったので、時間の節約と、実店舗が遠方にあるなどの理由で事前にカナダにいるときにネット購入し、実家に届くようにしておきました。
商品を実家で受け取り、スーツケースに入れてカナダに持って帰りました。
お店に行く手間と時間が’省けるし、なかなか良い方法だと思います。
やってよかったこと ⑥娯楽

今回行ったところは、レゴランド、ジブリパーク、箱根温泉。
息子はレゴ大好きなので大喜びでした。
レゴワークショップに参加したり、レゴファクトリーを見学したり、レゴで遊んだり、レゴでできている恐竜を眺めたり、もちろん帰りにはレゴも買ってもらっていました。
ジブリパークは妹がチケットを購入してくれました。(アクセス集中で大変だったらしい)
行ったのは一部のエリアだけでしたが、可愛いグッズがたくさん!
「風の谷のナウシカ」の王蟲好きの息子は、王蟲のおもちゃ、ハンカチ、プラモデル、ピンバッチなど色々購入。お会計すごかった、、、。
そして日本に来たら絶対に行くのが、温泉。
心も体も癒されて、お肌すべすべツルツルになったと思う。この2年間カナダ生活で溜まった汚れが全て落とされた感じ。
寒いモントリオールでカチカチになった肩や腰のコリもすっかりほぐれて、、すごく元気になりました。
最後に
日本への一時帰国は、お金と時間はかかりますが、自分と家族のために大切なことだと実感しました。
海外に住んでいると、楽しく過ごしていても、無意識のうちに緊張していたり、力が入りすぎていることがあります。
日本では美味しいものをいっぱい食べて、好きな人に会うことで、心身が元気になりました。
カナダに戻ってからも、毎日やる気いっぱいで、心も体も軽やか。
みなさんにとっても、日本滞在が充実した楽しい時間になりますように。
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