
他の記事でも紹介しましたが、私は以前から定期的に子宮頸がん検診を受けています。
今回は、初めてモントリオールで検診を受けてきました。
バンクーバーとちがうこともあったので、今回私の体験を紹介したいと思います。
予約
<クリニックについて>
バンクーバーではクリニックの検索サイトを利用しましたが、今回は、お友達に教えてもらったクリニックに行くことにしました。
[googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d1122.416724093063!2d-73.58876603491588!3d45.486684978820556!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x4cc910a5c2a5df5d%3A0x3ce5a2e0b257c5b0!2sClinique%20MDCM-%20Sainte-Catherine!5e0!3m2!1sja!2sca!4v1680636809764!5m2!1sja!2sca&w=600&h=450] [googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d22103.539980087575!2d-73.57213307235487!3d45.480845909230084!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x4cc910bc733d1729%3A0x7e93ab918d748dc2!2zTURDTS1HTUbnl4XpmaI!5e0!3m2!1sja!2sca!4v1680636847291!5m2!1sja!2sca&w=600&h=450]Pap test に関しては、火・水・金の午後と週末に受け付けています。
NDGとWestmountの2つの店舗があり、NDGは土日の受診が可能です。
電話予約の際に、どちらの店舗にするか選択することができます。
ここのクリニックは、紹介状が必要ないので、ファミリードクターがいない人でも受診可能です。
<予約時に聞かれたこと>
はじめは、電子音声が流れるので、言語、店舗、受診の目的を選択します。
英語を選択することができます。
最終的に、受付スタッフの方に繋がります。
→システムが変更になり、10分ほど待ってもスタッフに繋がらなければ、一旦メッセージを残して電話を切ります。そうすると、20分〜数時間後にクリニックから折り返しの電話があり、そこで予約をとることができます。
・以前検査を受けたことはあるか
・RAMQを持っているか
→予約可能な日時を決める
・生理の期間ではないか確認
・RAMQ のナンバーと有効期限
・電話番号
・日時と場所の確認
受付スタッフの英語が早くて、途中心が折れそうでした。
けど、カナダだとよくあることなので、気持ちをしっかり持って、無事に予約完了しました。
カレンダーが手元にあると良いです。急に予約日時を言われて、パニックになったので、、。
当日の流れ
<持ち物>
・RAMQ
・5ドル (検査料)
検査料について、publicのラボに送る場合は5ドル、privateのラボに送る場合は120ドル、privateは2週間で結果がでる。という案内でした。
<問診票の内容>
受付で名前を言い、RAMQをみせます。
問診票を渡されるので、記入します。
・最終生理が始まった日付
・以前子宮頸がん検診を受けたことがあるか
・いつ?異常があったことがあるか?
・異常があった場合 → 結果は何か
・おりものの異常はあるか
・性生活はアクティブか
・アクティブな場合、12か月以内に何人と性交渉があったか
・避妊方法にコンドームを使用したか
・その他の避妊方法を使用しているか
・性感染症の検査を希望するか
・HPVワクチンを接種済みか
・未接種の場合、接種を希望するか
・避妊の更新は必要か (おそらくリングのこと)
記入できたら、受付へ渡します。
<検査の流れ>
①診察室へ呼ばれる
②衣服を脱いで、医師を待つ
③医師との挨拶、問診票の確認
④診察台に横になり検査
⑤終了後、着替えて受付に戻る
⑥受付で$5を支払い、終わったことを確認して帰宅
検査自体は無料です。
予約時間の10分ほど前に到着して、1時間以内で全て終了しました。
結果について
異常があれば、電話で連絡がきます。
異常がなければ、基本連絡はありません。
結果が出るまでは、3−4週間、それ以上かかる可能性があるとも言われました。
→2024年最近では、結果がでるまで2〜4ヶ月とのこと。(publicのラボ5ドルの場合)
また、クリニックの患者専用のサイトに登録すると、そこで詳しい検査結果を確認することができます。サイトの案内は、クリニックからメールできます。
HPVワクチンについて
私はカナダでHPVワクチンを接種しました。
日本では承認されていないものですが、カナダでは一般的です。
接種したことがない方も多いと思うので、紹介します。
商品名:GARDASIL 9 (ガーダシル9)
https://www.gardasil9.ca/
このワクチンは9歳〜45歳までの少女、女性が接種可能です。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんの原因となるウイルスで、180種類以上のタイプがあります。
子宮頸がんに関与しているタイプは16型と18型で、これらはハイリスク型とよばれています。16・18以外にも31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68などがハイリスク群です。
ガーダシル9は、そのなかでも、6、11、16、18、31、33、45、52、58型の計9価に効果があります。
子宮頸がんの予防効果は、100%近くと高いです。
ただし、すでに感染したウイルスの治療をする効果はありません。
数ヶ月間隔をあけて、合計で2回もしくは3回接種します。
副作用としては、以下があります。
・注射部位の痛み、腫れ、発赤、かゆみ、あざ、出血、しこり
・頭痛
・発熱
・吐き気
・めまい
・疲れ
・下痢
・腹痛
・喉の痛み
ちなみに成人の接種は、自費になります。
私の場合は、GARDASIL 9 1本 $216.25
追加で、医師 or 看護師が接種する手数料で +$20
合計 : $236.25 高い!!!!
私はバンクーバーの時に1回目を接種。その直後に妊娠したので、中断して、最終的にモントリオールで2回目を接種して終了しました。
ワクチンを接種するには、医師の処方箋(prescription)が必要です。
なので、Pap test の時に、医師にお願いして処方箋を出してもらいます。
その処方箋を持って、最寄りの薬局に行き、ワクチンを購入。
購入後、ファミリードクターの予約をとって接種してもらう or 薬局にいる医師か看護師の予約をとって接種してもらう という流れになります。
私は、最寄りの薬局に行って、ワクチンの購入と接種の予約をとりました。
運よく、その日に予約の空きがあり、接種できました。
副作用について、1回目の時は、注射部位の筋肉痛が1週間ほど続きました。
2回目の時は、筋肉痛は軽度でしたが、下痢が少しありました。
看護師さんのアドバイスでは、Tylenol か Advil を早めに内服するといいそうです。
最後に
検診して数ヶ月経ちますが、結果について連絡がきていないので、ひとまずホッとしています。
フランス語も心配していましたが、医師も受付の方も英語で対応してくれてよかったです。
今後も、健康のために検診を受けていこうと思いました。
ワクチンの情報もお役に立てたら嬉しいです。
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