ケベック州では、フランス語保護に力を入れています。今の州政府の方針では、数年後には、行政サービスも医療もすべてフランス語オンリーになる流れ。
私も旦那さんも、日本語と英語しか話せません。しかも、モントリオールの人の多くがバイリンガルなので、英語で生活できちゃってます。
しかし、息子が地元のフランス語保育園に行き始めて、毎日頑張ってフランス語を覚えています。また、保育園からのメールやお手紙もフランス語なので、やはりフランス語は必要と感じる日々。
なおかつ、ケベックでの永住権取得には、フランス語は勉強中でもいいからやったほうがいい！そこで、ケベック州が行っている、フランス語レッスンに通うことにしました。
このレッスン、無料なうえに補助金がもらえる！！というもの。
我が家はひとまず、旦那さんが毎週土曜日の、パートタイムレッスンに参加することになりました。
はじめに
フルタイムとパートタイムでは申し込み方法が異なります。
この記事では、パートタイムについて説明します。
まずは、ケベック州のサイト Learn French から概要をみることができます。
「immigrant」を選択すると、レッスンの概要を見ることができます。
＜入学の条件＞
・生まれた場所がカナダ国外
・16歳以上
・ケベック州に住んでいる
就労ビザ、学生ビザでも入学可能です。
＜補助金について＞
パートタイムでは、＄２６ / 日 の補助金がでます。
お子さんがいる場合は、追加で ＄９ / 日 の保育料の補助がでます。
補助金の申請は、学校への申し込みフォーム内でできます。
申し込み方法
Mapから最寄りの学校を検索します。
学校のHPのリンクを開くと、申し込み期間、セッション開始日、申し込み方法などを確認することができます。
私の最寄りの学校に問い合わせたところ、現在は入学希望者が多く、先着順になるので、申し込み期間の初日〜２、３日以内に申請をしないと、希望のセッションに入学できない、とのことでした。
なので、あらかじめ書類を漏れなく準備しておくことをおすすめします。
＜準備するもの＞
・ビザ
・パスポート
・SINナンバー（有効期限も確認しましょう）
＜申請フォーム＞
申請は、学校に提出する申請フォームと、ケベック州に提出する申請フォームと２つありました。
学校に提出するフォームは、申し込み期間にならないとサイトにアクセスできません。
ケベック州の申請フォームは、事前にダウンロードして入力しておきます。
言語がフランス語になるので、難しいです。以下、直訳したものを載せておきます。
私は自信がなかったので、提出する前に、フランス語ができるお友達に確認してもらいました。
＜申し込み後〜レッスン開始までの流れ＞
申し込み期間のはじめに、学校のHPから申請します。
申請フォームに必要事項を入力し、ケベック州の申請フォーム（上記の用紙）、パスポート、ビザを添付して送信します。
その後、申し込み完了メールを受け取ります。
メール内には、学校での書類審査を通過し、ケベック州の本登録が完了したら、最終的に入学可能かメールで連絡がくる予定とのこと。
セッション開始の２週間後ほど前に、入学許可の旨、レッスン開始日、時間、先生の名前などの内容のメールがきます。
レッスン内容
持ち物は、筆記用具のみです。
時間は、9:00-13:00 の４時間、休憩15分。
授業はフランス語になります。（当たり前といえばそうなのですが、初日から全然さっぱりわかりません。先生の話がわからないうえに、質問もできない状態）
生徒は、ひとクラス15人程度。
旦那さんのクラスの生徒は、ほとんどが南アメリカ出身。ブラジル、コロンビア、チリなど。他にアフリカ、ハイチ、、、アジア人は旦那さんだけ。
スペイン語圏の人は、すでにフランス語がなんとなく話せます。
日本人は発音悪いし、文法もわかりにくいし、自分だけわかってないし、初日から劣等感が凄まじいです。
初級〜スタートの場合は、アルファベット、挨拶、自己紹介などから始まります。
学校にもよりますが、旦那さんのコースは、毎回プリント１、２枚の宿題があります。
補助金の受け取り
１ヶ月分の小切手が、翌月の上旬に郵便できました。
レッスンの更新
１セッションは約３ヶ月です。
旦那さんの学校は、セッションの終盤に、一人ずつレッスンを継続するか確認されたそうです。
更新の方法は、学校によって様々です。直接もしくはメールで学校に確認してみてください。
最後に
旦那さんは、フランス語レッスンから帰ってくると毎回疲弊しています。
フランス語は難しく、劣等感を感じている様子で、なかなか辛そうです。
しかし、クラスメイトと談笑したり、語学学校な感じで楽しいときもあると言っていました。
大変ですが、無料かつお金がもらえるので、なんともありがたいです。
この頑張りが、永住権の取得に繋がりますように。
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