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【準備は万全!?】出国前にやることリスト

ここでは、海外へ出発する前にやるべきこと、やっておいた方がいいことを、私の経験をもとに紹介します。

学生か社会人かによって手続きの種類や方法もちがってくるとは思いますが、共通していることも多いと思うので、ぜひこの記事を参考にしてください。

  • 役所での手続き
  • 海外送金の準備
  • 携帯について
  • 郵便物の転送手続き
  • 運転免許証の更新日確認
  • クレジットカードの確認
  • 各種検診、歯科治療
  • 年末調整の委任
  • 最後に
  • 目次

    役所での手続き


    ①海外転出届
    1年以上、海外に居住するときは、市区町村に海外転出届を届け出ます。
    2週間前から届け出ることが可能で、転出日を出発予定日にすることができます。

    ②戸籍謄本、住民票、印鑑証明の発行
    転出届をだすと、住民票、印鑑証明書は取得できなくなります。
    私は、海外転出届を提出する前に、念のため戸籍謄本を2部ほど取得しています。海外でビザの申請やパスポート更新をする際に必要なことがあるため。

    ③国民健康保険
    海外転出届を提出した後は、国民健康保険に加入続けることはできません。

    日本で会社に雇用されている場合には健康保険に加入しており、退職後~海外転出までに期間がある場合は、国民健康保険へ切り替えが義務付けられています。

    海外転出する際には、健康保険証を役所に返却します。市役所での手続きの時に、その場で返却することができます。もしくは、役所宛の封筒を受け取り、出発日に、保険証を同封し空港のポストに投函することも可能です。後者の方が、出発ギリギリまで保険証を持っていられるので安心かもしれません。

    ④公的年金
    公的年金は、日本に住民票を置く場合に加入義務が発生します。よって、退職後~海外転出までに、期間がある場合は、厚生年金から国民年金へ切り替えをしなければなりません。

    海外転出届を提出した後については、加入義務がなくなり、加入するかどうかはご自身で判断することができます。加入しない選択をしたとしても、受給資格期間である10年に海外在住期間もカウントされます。

    ・国民年金に加入するメリット
    →将来のもらえる年金の受給額を厚くすることができる

    ・国民年金に加入するデメリット                                   →年間納付額199,320円(2021年の場合)を支払わなければならない
     ※毎年納付金額の見直しが行われます

    加入しない選択をした場合、将来の年金給付金額が少なくなります。そのため海外で別途貯金しておくことをお勧めします。また、海外にいる最中、国民年金を支払っていない場合でも、本格帰国後まとめて支払うことも可能です。

    詳しくは、年金事務所にご相談ください。

    参考:日本年金機構「年金のご相談について」
    https://www.nenkin.go.jp/section/guidance/setsumei.html

    ⑤児童手当
    海外転出する月分までは受給することができます。転出した翌月に振込があります。

    後日、手当を支給した通知と、児童手当の資格が消滅したという通知が届きます。
    私は役所での手続きの際、通知は実家に送ってもらうように住所を伝えました。

    海外送金の準備

    いくつか方法があると思いますが、私は以下の方法を使いました。

    ・日本の銀行で、デビットカードを作り、海外のATMでもお金を引き出せるようにする。

    ・日本の銀行で、海外送金の手続きを済ましておく。渡航後、カナダの銀行で口座をつくり日本の銀行口座と紐づけして送金する。

    学生の場合は、家族に送金してもらうことなどもあると思うので、事前に家族とよく相談をしましょう。

    100万円相当額を超える現金等を携帯して出国する場合には、税関への申告が必要です。
    事前に銀行で、ある程度の額を両替しておおくのがいいでしょう。(数日分の食費、家賃を現金で払う必要がある場合は家賃代、、、)

    Photo by Lisa Fotios on Pexels.com

    携帯について

    いろいろな方法があると思いますが、以下の方法がわかりやすいと思います。

    ① SIMロック解除し、端末を海外へ持参。SIMカードのみ海外で購入し、挿入。利用する。
    ② 海外で主に利用する携帯は現地調達し、日本の携帯は緊急用かつ帰国後のために、各社のいわゆる休止制度を利用。Wi-Fi下のみでの利用にする。
    ③ 解約する。


    私はいつも①の方法です。バンクーバーではFreedom、モントリオールではKoodoという携帯会社で契約しSIMカードを購入しました。現在は月々6GBで45カナダドルのプランを利用しています。

    カナダの語学学校、カフェ、レストランなど、ほとんどのところにフリーWi-Fiがついています。また、賃貸物件でもWi-Fiが含まれている物件を選べば、家でもネットを利用することができます。

    携帯については滞在期間や予算などによるかなと思います。

    郵便物の転送手続き

    郵送物の送付先を、実家など代わりに受け取ってもらえる住所へ転送する手続きをしましょう。

    私はショップなどの会員情報、クレジットカード、保険、役所関係の宛先と住所を実家に変更しました。
    また、不要なDMも停止の手続きをしました。

    運転免許証の更新日確認

    運転免許証の更新は日本でしかできません。しかし、海外就労などのやむを得ない事情の場合は、期限前に更新手続きをすることが可能です。

    更新前の更新手続きは、通常と変わりありませんが、「やむを得ない理由を証明する書類」が必要になります。海外就労の場合、パスポートや航空券の予約確認書などで、更新期間に日本にいないことを証明する書類が必要です。

    詳しくは更新する運転免許センターや警察署でご確認ください。

    クレジットカードの確認

    有効期限の確認、住所変更の手続きを忘れずに行いましょう。

    カード更新のタイミングが海外在住中にある場合は、登録住所を実家に変更し、家族に代わりに受け取ってもらう、もしくは、有効期限の6ヶ月前であれば渡航前に受け取れる可能性があります。

    詳しくはクレジットカード裏に記載されているコールセンターに問合せてください。

    Photo by Vlada Karpovich on Pexels.com

    各種検診、歯科治療

    カナダでは日本のように気軽に病院にかかれません。また、カナダ現地の医療保険に加入できても、歯科と眼科は保険外になります。なので、日本にいるうちに歯科と眼科の検診を受けておきましょう。

    可能であれば、健康診断を受ける、女性であれば、乳がん検診、子宮検診なども受けることををおすすめします。海外生活での安心材料になるのではないでしょうか。

    私は現在ケベック州の医療保険に加入し、旦那さんの会社の福利厚生で歯科と眼科をカバーしてもらっています。

    年末調整の委任

    年末調整に関しては、勤めていた会社や収入によると思うので、税務署に問い合わせるのがいいと思います。

    参考までに、私の旦那さんの場合は、日本でフリーランスとして働いていました。11月に海外転出をしたので、その年の年末調整は実家の母に委任し、代わりに年末調整をだしてもらいました。出発前に委任状を作成し、源泉徴収などが実家に届くように手続きをしました。

    最後に

    出発前は、片付けやパッキングに家族や友人との時間、さらに各種手続きなどやることがたくさんあって大変だと思います。

    私もはじめは「全部ちゃんと間に合うかな〜」と心配でしたが、数ヶ月前から計画して一つ一つ進めていけば大丈夫でした。

    準備を万全にすることで、より海外生活を楽しむことができるので、焦らず頑張ってください。

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